前日の雨が嘘のような快晴 |
JCRサウンドミーティングは、キッカーなどのカーオーディオ製品やインストレーションパーツを扱う販売代理店、ジェイシーアールが主催するキッカー製品搭載車が中心のミーティング。金額別に分けキッカーの輸入元であるオージーの荻野社長および中川氏がサウンド審査を行うキッカークラス1&2と、エントラントの投票によってトロフィーがもらえるキッカー・オープンクラスに分かれたサウンド・コンテストもある。
とはいえ、このところのサウンド・コンテストでお決まりの「課題曲」は無く、順位づけが目的というよりは、集まったクルマを聴き合ったり、カッコいい取付けを見つけたり、参加者同士が交流するといったことが主目的。だいたい、課題曲があって審査するという方法は、音の方向性がある程度定まっている単一メーカーでのコンテストで、しかもお店の取付けや調整の技術を競うためであればいいにしても、多様な価値観を持って集まるユーザー参加型のコンテストには馴染まないと常々考えている。この手のコンテストの参加者に「普段からこの調整?」と聴くと「これはコンテスト用で普段は違います」という答えが返ってくることが多いことからも、なんかおかしいと思う。
話はズレたが、要するに堅苦しいことは一切無いミーティングである。だから、集まったクルマも、それぞれのオーナーの主張を反映した、個性的なもの。音楽の趣味も好みもそれぞれ異なるユーザー参加のコンテストは、本来、こうあるべきだろうというのが実感だ。
また、話がそれたw。僕も、特別賞をあげるために、主にキッカークラス1を中心に試聴。基準は「音楽が楽しい」である。そのためには、まず低音。ベース・ラインが、歯切れよくもエネルギーを伴って再生されていなければいけないし、音程がある程度はっきり聴き取れなければいけない。ヌケの良さも重要だ。また、サブウーファーとフロント・スピーカーの音がスムースにつながっていないと楽しく無いし、オーディオ的なエネルギー・バランスも必要。わりとハードルは高いのだ。
オートサロンエグゼのプリウス |
フロントスピーカーはキッカーQS65.2 |
多様性に富んだクルマが集まった |
エントラント全員で記念撮影 |
・キッカー/オージー
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